香取葉子に似てる
私はワールドトリガーという漫画が好きです。
ジャンプSQにて連載中で、いつも月初めに本誌を読んで情緒を乱しています。
(今月休載でしたね…………)
ワートリに出てくる人たちはみんな良い人過ぎてみんな人間的でみんな好きになってしまうのですが、1番好きなのは香取葉子です。
香取葉子がどんな女の子かというと、見た目はちょっとキツめな美人、性格も見た目のイメージ通り(?)ちょいキツくて我儘で口も他の作中の子たちに比べると悪い方です。
見た目についてはぜひ調べてみてください。かわいいです。
そして、特徴的なのは天才タイプの人間だということです。
大抵のことは努力せずとも習得できてしまう子です。
正直、前述の通りいわゆる素直に性格の良いキャラではないので、好き嫌いが分かれるタイプなのではないかと思っています。実際どうなんだろう。
少なくとも主人公の1人である三雲修には、作中でいろいろあって苦手意識を持たれています。
私が葉子ちゃんを好きな理由はいろいろあるのですが、1番大きなところとしては「自分に似ているから」ではないかなと最近思うようになりました。
ものすごく共感できるから他人とは思えなくて、興味を引いたのかなと。
前述したとおり、葉子ちゃんは天才タイプの人間で非常に器用です。
しかし、それ故に努力の仕方が分からない→努力しない→努力する天才には勝てずに埋もれていき、壁を感じた瞬間やることをコロコロ変えるというサイクルに陥っている人間でもあります。
つまり、器用だけどものすごく天才というわけではないし、よく考えると器用貧乏、みたいなキャラです。
それに本人の負けず嫌いな性格も手伝って、機嫌が悪くなり周りの人に当たってしまうこともあります。
この「努力の仕方が分からない」というのが本当に共感しかないです。
私も幼い時から割と器用な方で、特に何もしなくても平均点かそれ以上は出せてしまうタイプでした。
今も別に仕事に全力をかけているわけでもないし、それどころかこっそりサボっている時も少なくないですが、評価は高い方で問題児扱いされることもありません。
たぶん元々要領が良い方なんだと思います。
ですが、それだけで乗り切れるほど大人の世界は甘くなく、勉強が必要だと気付くも、その勉強方法や頑張り方が全然分からず立ち往生しているのが今の私です。
その今の私とランク戦後の香取葉子が重なりすぎていて、漫画を読んだとき胸のあたりがジクジク痛みました。
今も私は勉強しなければと思いつつやり方が分からなくてまごまごしていますが、葉子ちゃんは同じチーム仲間の三浦君や華さんの言葉で1歩前に踏み出しています。
(めっちゃ良い言葉なので気になる方はワールドトリガー17巻を読んでみてください。)
(17巻だけだと全然分からないと思うのでそれまでの巻も読んでみてください。)
その時の三浦君や華さんの言葉が本当に大好きで。
葉子ちゃんが少しだけ変わるキッカケになったのも頷けるなと思いますし、葉子ちゃんに似ている自分にも確かに染み渡るのです。
ここ数日その言葉が背中を押し、積みまくっていた勉強法の本を読むようになりました。
勉強法の勉強をして、自分が勉強したいと思っていることで勉強法の実践をする、と私にしては良い方向に向いているのではないかと思います。今のところ。
他にも葉子ちゃんと私の性格面での共通点はまだまだあるのですが、寝ないと明日も仕事なので終わります。たぶんいつかまた書きます。というか書きたいです。
香取葉子……というか香取隊以外にも、ワールドトリガーには背中を押してくれたり、考えさせられるような言葉がたくさん散りばめられています。
たぶんワートリを知らない人には今日の記事の内容が全然分からないかもしれませんが、本当に人生に効く良い作品なので興味のある方は読んでみてください。
そして香取葉子も愛してあげてください。私が勝手に喜びます。