せいかつ仕様書

大人になれない社会人のブログ。ぬいぐるみが好きです。

アラサー煮凝り会の結果主演女優賞をとった

昨日、高校時代から今も仲良くしている友人グループと新年会をしてきました。

 

一部、昼から暇だった子たちもいたので早くに合流して5、6時間ほど喋ってから飲み会の流れだったので今日は見事に声が枯れた状態で仕事をしていました。

 

飲み会前後で前回ブログに書いたようなことを友人たちに喋ると共感の嵐だったので、ああ「陰」のアラサーって割とみんなこうなのかなと思いました。安心はするけれど問題が解決するわけではないので複雑です。

 

こういう話をした友人2人のうち、片方は給料も良く非常に安定した職種で働いており、現在彼氏と同棲中とのことでした。

彼氏がちょっとアレな部分もありますが、総合的に見ると模範的(?)アラサーを歩んでいて喜ばしい気持ちと安心感がありました。

 

そして私たちはみな芸術関連の学校の出なので、その関係で今も舞台や芸術にかかわって生きている知り合いが多いのですが、もう片方の友達がまさにそのタイプでした。

高校卒業後から舞台関連に進んだことはもちろん知っていましたし、つい1か月前もダンスの舞台に出ていたことも分かっていたのですが、彼女自身いつまで舞台の仕事で大成することを追うか迷っていたようです。

 

その子と私は家が比較的近所で、帰りの電車が一緒なので1対1で結構喋っていました。

自然とどちらが喋っても私の前回のブログのような内容に行き着くので、目指す場所や生活スタイルは違えど、おそらく根本的には同じだねと笑い合いました。内容は全く笑えるようなことではないし電車内の温度が2度くらい下がったような気がしました。

 

でも繰り返しにはなりますが、やっぱりこういう悩みを抱えて、加齢とそれに伴ってどんどん狭くなる世間の選択肢に怯えるアラサー女は一定数いるのだろうなと思います。

 

私は今やっている仕事の職種が自分に合っていると感じなくて、度々転職したいと思っています。

しかし、今までの人生を振り返ると私は何からもすぐ逃げてきたことが嫌でも分かります。

苦労をしなければいけない、努力をしなければいけない予感を感じ取った瞬間に、辞める理由と逃げ道を探すパターンの連続です。

 

今回もそれに当てはまっていることは分かっています。

でも就活時代にあまり自分のことを研究せず、割と勢いで決めてしまった自覚もあります。(これも就活時代の私が楽な道に逃げた結果ですが)

未来で転職後の私が振り返って「ああ、あの時また逃げて道を変えたから今こんなに給料減って生活苦しいし貯金もないんだな」と後悔している姿が容易に想像できてしまいます。

 

今いる職種がほかの職種よりも勉強量が多いだろうものなので、勉強嫌いの私は向いていないし勉強内容も興味がなく尚更苦痛で転職を考えているという状態です。

しかも今希望している職種は圧倒的に派遣や契約社員が多く、正社員の求人があってもかなりの高倍率のため望みが薄いときています。

この時点で楽をしようとしかしていないことが分かるのですが、前回言った通り私は人生を仕事ではなく趣味や自分の好きなことに消費したいタイプなので、この考え方を捨てられる未来が見えません。

私にとって仕事とは、趣味ややりたいことをやるための資金稼ぎでしかないので楽なものほど良い。努力がいるものは嫌。そんな感じです。

 

こういうことをYahoo!知恵袋に載っけようものなら「大人っていうのは~」「仕事の責任っていうのは~」と有難く説教してくださるおじさんおばさんがしゃしゃり出てくると思いますが、前回のブログ内容のような愚痴がナウなアラサーにウケたように、リアルアラサーの中にはこういう気持ちに共感してくれる人がいるのではないかと、昨日の拗らせアラサー煮凝り新年会で思ったのです。

 

結局解決はしないけれど、こうやって誰のことも気にしなくていい場で書いている内容が、リア友にそのまま伝えても共感の反応を返してくれるというのは嬉しいです。

それはありのままの私の考えを出しても、変わらず友達でいられる証明書のように思えるからです。

そしてネットの海にいる人でも、自分のこういうリアルな感情や考えに少しでも共感してくれる人がいたら、うまく言えないけれどなんだかすごいなあと思ってしまいます。

いるかは分かりませんが、身近にいる友達複数人に通じるならたぶん割と通じると思っています。

 

世の中の大人たちはこういう思いを隠してせかせか仕事に打ち込んでいるのかと思うと、尊敬します。本当に。

私自身もさすがに仕事関連の人にこんなことは当然言わず、隠して何もないような顔で仕事をしているので、主演女優賞を心の中で受賞してもいいのかもしれません。

みんな主演女優(男優)賞受賞。